2015-09-30沖縄観光
【沖縄観光】アジア諸国との交流の中で育まれた歴史
日本列島とアジア大陸の中間に位置する沖縄。太古の昔は大陸と陸続きだったと考えられています。そんな沖縄の歴史は、日本国内でも類を見ないほど海外の影響を色濃く受けています。平安時代(10世紀頃)までの長い間、狩猟採取が中心の時代が続いてきた沖縄ですが、15世紀になると島々が統一され琉球王国が興りました。
琉球王国は、中国や日本、朝鮮さらに東南アジア諸国との交易を行い、海洋国家として大きな発展を遂げます。江戸時代(18世紀の初め)には、内実は薩摩藩と江戸幕府の支配下に置かれますが、以後も周辺諸国との交易は続き、その交易によって独自の文化が形成されていきます。
明治以降は沖縄県と改められ正式に日本の領土となりますが、戦後は米軍の統治下に置かれるなど、複雑な歴史を歩んできました。今も米軍基地や世界遺産などの数々の歴史建造物、また人々の日々の生活の中に、その複雑でありまた豊かな歴史が息づいています。
(沖縄観光情報WEBサイトおきなわ物語より)